Proactive Copy の利点とその仕組み

製品:

 

CX3シリーズ
CX4シリーズ

 

説明:

リリース24以降では、ディスクの予防交換を行う場合、proactive hot spare機能を使用することができます。

リリース24より前では再構築を強制するために交換する物理ドライブをスロットから抜く必要があり、リビルド·フェーズでは、RAIDグループは "degraded"の危険にさらされていました。

 

解決策:

 

Proactiveホットスペアを使用する3つの主な利点は以下です:


a) rebuild中のMedia 不良によるuncorrectable errorを回避できる。

b)RAIDグループの「degraded」 ステータス、また、同一RAIDグループでのダブルフォルト発生の危険性を回避できる。

c)パフォーマンスの向上 - ホットスペアへのコピーは、通常の rebuildよりも高速です。

 

copy to hot spare の流れ:


最初のステップは、交換対象ドライブの物理的なコピーをhot spareへ作成することになります。

このフェーズではアレイはtransitioning状態と表示されます。

 

すべてのデータがホットスペアへコピーされた後に、交換対象のドライブはpower downになります。アレイは「faulted」のステータスとなります。

 

ドライブを交換した後は、通常のequalize処理が開始されます。

proactive ホットスペアのDataは交換後の新しいドライブにコピーされ、ステータスは「 transition」となります。

 

equalizing が完了すると、ホットスペアは再びアイドル状態(起動待ち)となります。proactive sparing中、交換予定対象ドライブはUP状態でその間受信されたI/Oはそのままホットスペアへコピーされます。ホストI/O 中にドライブでMedia Error によるセクターのRead/Writeエラーが発生した場合は、セクタの再マッピングが試みられます。Proactive Copyが完了すると交換対象ドライブはFLAREによってシャットダウンされ、ホットスペアは、そのドライブの代わりにアクティブになります。これで、交換対象のドライブ(proactively spared/copiedされたドライブ)は安全に交換でき、データはホットスペアから新しく交換されたドライブにequalizeされます。

 

Proactive Copy処理中に、media errorが継続した場合はバックグラウンドでセクターのリマップが行われます。media errorが多発する場合、パフォーマンスの低下が発生します。したがって、Media Error が多発するような不良ドライブでのProactiveCopyには通常より長い時間を要する恐れがあります。

 

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1. ホットスペアへのコピーを開始

 

(ドライブ1_0_7を交換予定のドライブとします。)

コマンド例

# naviseccli -h 10.64.123.45 -user emc -password emc -scope 0 copytohotspare 1_0_7 -initiate

 

 

2. ホットスペアへのコピーの進行状況の確認方法

 

コマンド例

# naviseccli -h 10.64.123.45 -user emc -password emc -scope 0 getdisk 1_0_7 -state -rb

 

Bus 1 Enclosure 0 Disk 7

State: Copying to Hot Spare(6) -> 6は、物理ディスクへのコピーが完了したパーセントです。

Prct Rebuilt: 0: 7 1: 0 11: 0 12: 0 - > LUN0 は7%、LUN1、LUN11、LUN12 は0%の終了率。

 

このドキュメントは、英語のEMCサポートコミュニティに掲載されているドキュメントの翻訳版です。原文の英語はこちらから参照できます:https://community.emc.com/docs/DOC-9419