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4 Posts authored by: Uehara Y.

MirrorView/Aの設定はウィザードを使うと柔軟な設定が出来ないということを聞いていたので、ウィザードを利用せずに作成をしてみました。

 

元ネタはサポートチームのスペシャリストからもらった以下手順

 

■Mirrorview A設定の流れ

1.Reserved LUNが不足している場合、追加します。

2.Primary LUNが存在しない場合は、Primary LUNを作成しStorage Groupに追加します。

3.Secondary LUNを作成します。

4.Primary LUNに対しRemote mirrorを作成します。

5.Remote mirrorにSecondary Imageを追加します。

 

『あとはホワイトペーパー「Mirrorview Knowledgebook リリース 30-33 詳細レビュー」とオンラインヘルプを見れば出来るよ!』らしいので、ラボマシンを使って上記手順で進めてみました。

 

  • 1.Reserved LUNが不足している場合、追加します。

 

ラボ機はちょうどいい具合に(?)Reserved LUNが不足していたのでオンラインヘルプの以下項目を見て作成

 

バージョン24以降の予約済みLUNプールの構成

[スナップショット構成]ウィザードを使用した場合は、予約済みLUNプールを構成する必要はありません。この作業はウィザードのステップの中で行われます。ウィザード内で選択したソースLUNで、追加のSnapViewセッションを開始するように後で設定する場合は、以下のステップを実行して、セッションが終了しないようにします。

レプリケーション セッションを開始する前に、予約済みLUNプールを構成する必要があります。それぞれのストレージ システムには独自の予約済みLUNプールがあり、ストレージ システムのLUNプールのサイズ設定や変更は、LUNを追加または削除することで行います。ソフトウェアは、セッションごとではなくソースLUNごとに予約済みLUNプールにLUNを配置します。

予約済みLUNプールを構成する前に、手動で適切な予約済みLUNプールのサイズを概算する必要があります。

バージョン22以降のBlockを実行している場合は、そのバージョンの手順を使用します。

1. システム セレクタのドロップダウン リストで、レプリケーション ソフトウェアを実行しているシステムを選択します。

2. [データ保護>予約済みLUNプール]を選択します。

3. [割り当て済みLUN]または[未割り当てのLUN]で、[構成]をクリックします。

[予約済みLUNプールの構成]ダイアログ ボックスが開きます。

4. [利用可能なLUN]で、予約済みLUNプールに追加するLUNを選択します。

[利用可能な LUN]の一覧には、予約済みLUNプールとして適切なLUNだけが表示されます。一覧にLUNが表示されない場合や、必要とするサイズのLUNがない場合は、新規のLUNを作成し、それを予約済みLUNプールに追加する必要があります。

5. [LUNの追加]をクリックします。

選択したLUNが[グローバル プールLUN]の一覧に移動し、[変更された容量]の値に変更が反映されます。

 

 

  • 2.Primary LUNが存在しない場合は、Primary LUNを作成しStorage Groupに追加します。

 

言われた通りにPrimary LUN(名前はmvA-utaTest)を作成してStorage Groupに追加しました。

 

 

  • 3.Secondary LUNを作成します。

 

これはオンラインヘルプの以下項目を見て作成

 

リモート非同期ミラーへのセカンダリ イメージの追加

リモート ミラーにセカンダリ イメージを追加する前に、セカンダリ イメージLUNを作成する必要があります。その後に、[セカンダリ イメージの追加]ダイアログ ボックスを使用して、リモート ミラーにセカンダリ イメージを追加できます。

セカンダリ イメージをリモート ミラーに追加するには、以下の条件を満たす必要があります。

• プライマリ ストレージ システムとセカンダリ ストレージ システムの間に、アクティブな接続が存在している。

• 対象となるセカンダリ イメージLUNが、ほかのMirrorView/Aミラーまたは同期ミラーの一部になっていない。

• 目的のセカンダリ イメージLUNは、ストレージ グループに含まれていない。

• セカンダリLUNは、プライマリLUNと正確に同じサイズになっています。

• リザーブドLUNプールには、プライマリおよびセカンダリ ストレージ システムの両方が配置されている。

• 目的のセカンダリLUNは、SAN Copyセッションのターゲットではない。

• シンLUNをプライマリ/セカンダリ ミラーにできるのは、両方でFLAREバージョン04.29.000.5.xxx以降を実行していて、両方のバージョンがコミットされる場合のみです。

リモート ミラーにセカンダリ イメージを追加するには、[セカンダリ イメージの追加]ダイアログ ボックスを使用します。このダイアログ ボックスを使用すると、拡張パラメータに対して独自の値を設定することができます。[セカンダリ イメージの追加]ダイアログ ボックスでは、最低限の入力でリモート ミラーのセカンダリ イメージを指定できます。

1つのプライマリ イメージに対して1つのセカンダリ イメージを追加できます。セカンダリ イメージがすでに存在している場合、ほかのセカンダリ イメージを追加できないことを示すエラー メッセージが表示されます。

セカンダリ イメージを追加した後、自動的に初期同期が開始します。LUN全体がコピーされるので、ミラーの完全なコピーを保持できます。

[リモート ミラー名]:セカンダリ ミラー イメージが追加されるリモート ミラーを指定します(リモート ミラーがアクセス可能な場合に限る)。

[SP オーナー]:プライマリ イメージのLUNの現在のオーナーを表示します。

[セカンダリ ストレージ システム]:セカンダリ ミラー イメージを格納するセカンダリ ストレージ システムを指定します(リモート ミラーが有効な場合に限る)。

[セカンダリ ミラー イメージLUNの選択]:セカンダリ ミラー イメージを構成するLUNを選択します。

各LUNエントリーは、ユーザー指定のLUN名、10進数のFlare LUN ID、LUNの容量(GB)、ドライブ タイプ([ファイバ チャネル]、[ATA]、[SATA]、[ATA/SATA])、SPオーナーを示します。

[拡張パラメータ]

[初期同期が必要]:新しく追加されたセカンダリ ミラー イメージ上で完全な同期を実行します。デフォルトでオンになっています(同期が必要)。

[リカバリ ポリシー]:システムの障害後にセカンダリ ミラー イメージを復旧するためのポリシーを指定します。

[自動]:プライマリ イメージは、セカンダリ ミラー イメージが再度アクセス可能になったことを判断するとすぐに、リカバリを自動的に再開します。

[手動]:このオプションを選択した場合、アドミニストレータが手動で同期を実行してセカンダリ ミラー イメージをリカバリする必要があります。

[同期レート]:更新完了の優先度の相対値(低、中、高)を指定します。優先度が高いと更新の完了は高速になりますが、特に複数の同期が同時に行われている場合は、サーバI/Oリクエストに対するストレージ システムのパフォーマンスに大幅に影響することがあります。[低]では、更新は低速になりますが、ほかのストレージ システムの操作への影響も最小限に抑えられます。

[更新タイプ]:セカンダリ イメージの更新を行う頻度を指定します。次回の更新を始めるには、前回の更新が終了していなければなりません。

[手動による更新]:手動でイメージを更新する必要があります。

[最後の更新の開始]:前回の更新の始まりから次回の更新の開始までの時間(分単位)を指定します。

[最後の更新の終了]:前回の更新の終わりから次回の更新までの時間(分単位)を指定します。

[OK]:変更を適用し、適用に成功すると、ダイアログ ボックスを閉じます。

[適用]:ダイアログ ボックスを閉じずに、変更を適用します。

[キャンセル]:変更を適用せずに、ダイアログ ボックスを閉じます。

[ヘルプ]:このページを表示します。

 

具体的にはこんな感じ。

mv1.png

 

capture-20170519-132620.png

 

 

  • 4.Primary LUNに対しRemote mirrorを作成します。

 

これは以下のオンラインヘルプに従います。

 

リモート非同期ミラーの作成

[リモート ミラーの作成]ダイアログ ボックスでは、ストレージ システム上にリモート ミラーを作成し、作成時にリモート ミラーにカスタマイズ可能なパラメータを指定します。

以下の条件をすべて満たす場合は、ストレージ システム上にリモート ミラーを作成できます。

• ストレージ システムにMirrorView/Aがインストールされている。

• ストレージ システムにバインドされているLUNのいくつかは、非同期ミラー、同期ミラー、またはクローン グループにまだ参加していない。

• ストレージ システムのリモート ミラー数が最大数に達していない。

[プライマリ ストレージ システム]:管理対象ストレージ システムの名前。

[ミラー パラメータ]

[ミラー タイプ]:同期または非同期の、ミラーのタイプを指定します。作成できるのが1つのタイプのミラーだけである場合は、使用できるタイプのみが表示されます。

[名前]:リモート ミラーの有効な名前を指定します。

[説明]:作成するリモート ミラーについての、詳細な説明を指定します。

[拡張パラメータ]

[最小限必要なイメージ数]:ミラーを[アクティブ]な状態に保つために必要なセカンダリ ミラー イメージの最小数を設定します。

[ミラーリングするプライマリ ストレージ システムLUN]:ストレージ グループ、Meta LUN、SP A、SP B、シンLUNなどで構成されるツリー構造を表示します。ミラーリングするLUNを表示するには、SPオブジェクトを拡張する必要があります。

各LUNエントリーは、ユーザー指定のLUN名、16進数のLUN ID、LUNのユーザー容量(GB)、ディスク タイプ([ファイバ チャネル]、[ATA]、[SATA]、[ATA/SATA])を示します。

FLAREバージョン04.29.000.5.xxxを実行しているストレージ システム上に作成されたシンLUNとFLAREバージョン04.29.000.5.xxx以前のバージョンを実行しているストレージ システム上に作成されたLUNの間でのミラーリングはできません。

[OK]:処理を開始して、リモート ミラーを作成します。作成に成功した場合は、ダイアログ ボックスを閉じます。

[適用]:処理を開始して、ダイアログ ボックスを閉じずに、リモート ミラーを作成します。

[キャンセル]:変更を適用せずに、ダイアログ ボックスを閉じます。

[ヘルプ]:このページを表示します。

 

具体的にはこんな感じ。

mv2.png

 

capture-20170519-133300.png

 

 

  • 5.Remote mirrorにSecondary Imageを追加します。

 

ここも以下オンラインヘルプを参照

 

セカンダリ イメージのリモート非同期ミラーへの追加

セカンダリ イメージはストレージ グループに加えることはできません。また、プライマリ イメージと正確に同じサイズである必要があります。

セカンダリ イメージがすでに存在している場合、ほかのセカンダリ イメージを追加できないことを示すエラー メッセージが表示されます。

リモート ミラーにセカンダリ イメージを追加するには、以下の手順に従います。

1. メニュー バーの[システム]ドロップダウン リストで、MirrorViewがインストールされたストレージ システムを選択します。

2. [データ保護>ミラーとレプリケーション>LUNミラー]を選択します。

3. [ミラーとコンシステンシ グループ]ビューで、セカンダリ ミラーを追加するミラーを右クリックし、[セカンダリの追加]をクリックします。

[セカンダリ イメージの追加]ダイアログ ボックスが開きます。

4. [セカンダリ ストレージ システム]ドロップダウン リストで、セカンダリ ミラー イメージを格納するセカンダリ ストレージ システムを選択します。

5. [セカンダリ ミラー イメージLUNの選択]セクションで、セカンダリ ミラー イメージを構成するLUNを選択します。

各LUNエントリーは、ユーザー指定のLUN名、10進数のLUN ID、LUNの容量(GB)、ディスク タイプ([ファイバ チャネル]、[ATA]、[SATA]、[ATA/SATA])、SPオーナーを示します。

シンLUNをプライマリ/セカンダリ ミラーにできるのは、両方でFLAREバージョン04.29.000.5.xxx以降を実行していて、両方のバージョンがコミットされる場合のみです。

FLARE 04.30.000.5.xxx移行を実行している場合は、セカンダリ イメージはDirect LUN(DLU)になることができます。

6. 追加するセカンダリ イメージ上での全同期を指定する場合は、デフォルトの[初期同期が必要]をそのまま使用します。

プライマリLUNとセカンダリLUNの両方が作成されたばかりで、サーバからまだアクセスされていない(そのため、ディスク フォーマッティングやシグネチャ データなど既存のデータが存在しない)場合は、追加時にセカンダリ イメージを同期する必要はありません。それ以外の場合は、セカンダリ イメージLUNがプライマリと同一になるように、初回の同期化を実行することを強く推奨します。

7. [リカバリ ポリシー]で、システム フラクチャの後にセカンダリ ミラー イメージを復旧するための方法を指定します。

• [自動]:プライマリ イメージが、セカンダリ ミラー イメージが再度アクセス可能になったことを判断するとすぐに、セカンダリが再同期を開始します。

• [手動]:このオプションを選択した場合、アドミニストレータが手動で同期を実行してセカンダリ ミラー イメージをリカバリする必要があります。

8. [同期レート]で、セカンダリ ミラー イメージを同期させるために必要な時間の相対値を選択します。

9. [更新タイプ]で、セカンダリ イメージの更新を行う頻度を指定します。

• [手動による更新]:手動でイメージを更新することを指定します。

• [最後の更新の開始]:前回の更新の始まりから次回の更新開始までの時間(分単位)を指定します。次回の更新を始めるには、現在の更新が終了していなければなりません。この時間が経過したとき、更新が処理中であった場合は、現在の更新が終了した直後に次の更新が開始します。

• [最後の更新の終了]:前回の更新の終わりから次回の更新までの時間(分単位)を指定します。値をゼロ(0)に設定すると、できるだけ早く更新が行われるようになります。

10. [OK]をクリックし、セカンダリ イメージを追加してダイアログ ボックスを閉じます。または、[適用]をクリックし、セカンダリ イメージを追加してダイアログ ボックスを開いたままにします。変更を適用しないでダイアログ ボックスを閉じる場合は、[キャンセル]をクリックします。

ストレージ ツリーのリモート ミラー イメージ アイコンの下に、セカンダリ イメージのアイコンが追加されます。

LUNをセカンダリ イメージとして指定したら、それをストレージ グループに追加して、セカンダリ サイトへのフェイルオーバーを円滑にすることができます。セカンダリLUNをセカンダリ ストレージ システム上のストレージ グループに追加する際(特にクラスタを持っている場合)は、フェイルオーバーをより確実なものにするため、セカンダリLUNのホストLUN ID(HLU)が対応するプライマリ イメージと同じものであることを確認してください。

別のセカンダリ イメージをコンシステンシ グループの一部になっているミラーに追加することはできません。

ダイアログ ボックスで[ヘルプ]をクリックすると、ダイアログ ボックスの各プロパティの説明が表示されます。

 

こんな感じ。

mv3.png

 

capture-20170519-133920.png

 

 

 

出来ました!

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(結局ホワイトペーパーは全然使わなかったな・・・)

2016年 EMC Electが発表されました。今年は全世界で71名(EMC社員を抜くと37名)にしか与えられなかったこの称号を、日本から2名の方々が受けるという快挙にEMCジャパンは盛り上がりを見せています。

 

The EMC Elect of 2016 - The Official List

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そもそもEMC Electとは

「EMCのソリューションやサービスに関する紹介や技術的専門性をシェアすることにより、EMCのコミュニティに対し貢献を行った方を毎年選出する」ものです。巷では先行しており認知度も高い「VMwareのvExpertのようなもの」という言われ方をよくされたりします。

 

EMC Electの歴史

2013年に初めてEMC Electメンバー75名を選出。翌年の2014年にはアメリカ、ヨーロッパ中心のElectメンバーの中で初めて東アジアから中国人のElectメンバーが選出されます。そして2015年には中国に続き念願の日本人Electメンバーが1名選出され、メンバー数も102名まで増えました。それが2016年になり、驚きの31人減で71名に。。しかしながらその狭き門に東アジアからは唯一(!)日本人が2名も選出されました。

 

EMC Electプログラムの目的

今後のクラウド、ビッグデータ、ソフトウェアデファインドデータセンターなどの新しい概念を世の中に伝えることが出来るリーダーシップ(Thought Leadership)を持つ方に、もっとEMCのことを知ってもらうことを目的としています。とはいえこれはEMCからの単なる情報の発信/提供ではありません。EMCとしてもお客様との間のエンゲージメントを強めるためにEMC Electメンバーの力を必要としているのです。

(エンゲージメントの重要さについて⇒なぜ今ソーシャルエンゲージメントなのか?

 

選出基準は?

以下3つが基準として定義されています

  • Engagement

EMCコミュニティネットワーク(ECN)、Twitter、Facebook、LinkedInやEMC関連のイベントを通じてEMCに関係する活動を行っている

  • Commitment

日々EMCと関係する活動を行っていて、自分の言葉で思慮に富んだ前向きなフィードバックを行っている

  • Leadership

同僚やその他の人々に対して常にEMCコミュニティの一員として接する機会を持とうとしている

 

どうしたら選ばれるの?

EMC Electとして選出されるためには、自薦他薦を問わず、毎年約1ヵ月開かれる(2015年は11月1日~30日に実施)Webサイトのノミネーションフォームを利用して応募する必要があります。応募者の中から上記3つの判断基準をベースに、EMC本社で約2ヶ月をかけてEMC Electメンバーが選出されます。

 

選出されるメリットは?

  • メンバーシップの証明書とギフト
  • EMC Elect名簿への登録による公な場での認知
  • WebサイトやemailシグネチャでのEMC Electロゴの利用が可能
  • 制限された情報が公開されているEMC Elect用のプライベートスペースへのアクセス
  • 新たなロードマップやユーザエクスペリエンスの外部レビューに対する優先権利
  • EMC Electプログラムに参加している全てのEMCプロダクトチームに対するフィードバックの提供が可能

さらには

  • Tier 1 イベント(EMC World等)でのVIP待遇
  • Educationサービスのディスカウント

などのメリットを受けることが出来ます(Frequently Asked Questions about Dell EMC Electから情報を抜粋)。

 

 

と、いうように(まだまだ日本での認知度を上げなくてはいけない!)EMC Electの説明をしてきたのですが、今回日本の2名のElectメンバーの写真を同僚から得ることができました。

EMCジャパン社内で噂のEMC Elect 2016の2名はこの人達です!

 

(ばばーん)

IMG_4428.JPG.jpg

 

おめでとうございます!

EMCジャパン社員と他の東アジア候補が全滅してしまった狭き門を突破し、東アジア最後の砦となってしまったお二人には2016年のElectメンバーとしての活躍を期待しています

 

といいつつ「エンゲージメント」が重要なので我々EMCも引き続き頑張って行きます。つまらないものを提供していたらEMC Electメンバーが活躍することも難しくなってしまいますから!

会社によってはSNSの利用を「炎上」する可能性があるというリスクから全面的に禁止していたりします。それに対してEMCは積極的にSNSの利用を推進しています。

 

何故でしょうか?

 

その理由は「ソーシャルメディアはカスタマーエンゲージメントを得るための強力なツールである」という認識をしているためです。

 

とはいってもそもそもこの「カスタマーエンゲージメント」という言葉は一体何を意味しているのでしょうか?

 

それを理解するために、まずは簡単なマーケティングの歴史から見て行こうと思います。

 

カスタマーのセグメンテーションはマーケティングが登場した頃にはとても大事にされていた考え方でした。その理由としては当時のマーケティングチャネルであるテレビやラジオ、新聞などは企業からカスタマーへの一方通行の情報発信であったということが大きく影響しています。

マーケターは将来お客様になってくれそうな人が集まっているセグメントを見つけ出し、そこに対するプロモーション(情報提供)を行っていました。

1.png

 

しかしながらその状況はインターネットの登場により大きく変わります。情報の流れが企業からカスタマーだけではなく、カスタマーから企業にも発生するようになったためです。産業にもよりますが、この双方向のコミュニケーションが発生するようになってからカスタマー自らが自分の明確な需要を企業に提供することが可能となり、セグメンテーションが突然それほど大切ではなくなったところが出てきたのです。

そのために企業の中にはその明確なカスタマーからの需要が出てくるのを待ち、その需要を受け取ってから製品を準備して提供するという方法を取るところが出てきました。例えばDellコンピュータなどがよい例です。人々はこの時代のことをWeb2.0と呼んだりしていました。

2 (1).png

 

とはいえWeb2.0の時代も長くは続きませんでした。それと同時に有名なマーケティングのフレームワークである3C(Customer、Company、Competitor)も少し時代遅れになってきます。今までなかった強力で無視できない要素が出てきたためです。

それらはインフルエンサーと呼ばれる人達でした。彼等は通常既にサービスや製品を利用しているカスタマーであったり、その業界ではちょっと有名なブロガーだったりします。

企業の製品・サービスに興味を持っている潜在的なカスタマーはもはや企業の情報のみを信じたりはせず、インフルエンサーが発信する情報も重要視しています。そのために口コミサイトにあるような情報がとても重要になってきたのです。

 

マーケターはもちろんこのインフルエンサーを無視することは出来ません。そこでいくつかの企業(マーケター)はこのインフルエンサーをコントロールしようとしました。例えば芸能人にお金を払ってブログで製品/サービスの紹介をしてもらうというようなことや、口コミサイトにさくらの投稿をしたりといったことを行ったのです。しかしながら、それらの行動は何故か簡単にカスタマーには見破られてしまい、大きく成功した企業は(恐らく)ありませんでした。

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この段階になって初めて「エンゲージメント」という言葉が光を浴びはじめることになります。企業はとうとうインフルエンサーやレビュー、口コミなどをコントロールできないことを悟り、その代わりにカスタマーと会話をしようという態度に変わってきたのです。そこでまずは自分たちが一体何者で何が出来るのかという事をカスタマーに伝えていくことをはじめました。少し違う言い方をすると企業は自分たちの透明性が重要であるということを認識しはじめたのです。そしてもしもその企業が本当に素晴らしいサービスや製品を提供しているのであれば、カスタマーはそれをきちんと認識してソーシャルの世界でその情報を広めてくれることに気が付きました。それら一連の行動・活動がマーケットにおけるカスタマーと企業の「エンゲージメント」というものを生み出していくのです(「エンゲージメント」は時々「絆」と翻訳されたりします)。

4 (1).png

 

エンゲージメントを得るための近道はありません。強固で大きな価値を持つソーシャル/カスタマーエンゲージメントをつくり上げるためには信頼やコミュニティの構築などが必要でありとても時間が掛かります。

さらに重要なこととして、全ての企業がエンゲージメントを取得できるわけではなく、マーケットに対して本当に価値のあるものを提供している企業だけがエンゲージメントを得ることが出来るということがあります。僕はEMCはエンゲージメントを得ることが出来る会社であると信じていますし、だからこそEMCはEMCコミュニティネットワークをはじめ、ブログや他のソーシャルメディアについても積極的に利用をしているのだと考えています。

 

皆様も日本語コミュニティの利用や@EMCJapanをフォローをするなどして是非この流れに乗ってみてください!

 

※本ブログはHow Companies Benefit from Social Engagementの翻訳版です

 

Yutaro Uehara

IT Social Engagement

Twitter: https://twitter.com/ueharaus

サポートフォーラムのトレンド

ここ3年の間EMCの日本語サポートフォーラムコミュニティマネージャーとして、ユーザの皆さんがどのようなコンテンツに興味を持ってくれているのかなどを見てきました。その結果、昨年の暮れにとうとうプロダクト・ライフ・サイクルモデルを作成することが出来ました。

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このモデルを作成したことで、現在EMC日本語サポートフォーラムで何が起こっているのかということを理解することが出来るようになったのです。例えばここ1年くらい我々はある奇妙な事象に悩まされてきました。それは「VNXに関する質問投稿数がとても減ってきているのにVNXに関するコンテンツの人気(ページビュー)はそれほど減らない」ということや、「Isilonに関する質問投稿数はものすごく増えているのにIsilonのコンテンツの人気はそれほどでもない」というようなことです。

 


コミュニティの健全性確認

質問投稿数、及びページビュー数は両方ともサポートフォーラムにとって重要な数字です。その両方が高ければ高いほどフォーラムのパフォーマンスは良いと言っても問題はないでしょう。しかしながら、日本語サポートフォーラムで起こっていることはそんなにシンプルではありませんでした。前述のとおり、質問数はVNXに関するものよりもIsilonに関するものの方が多く、その一方でページビューはVNXに関するものの方がIsilonに関するものより多かったのです。そのような状態であったために「このサポートフォーラムは健全に運用されているのだろうか、それとも何か問題があってアクションを取る必要があるのか?」というシンプルな質問に対する回答を出すことが出来ずにいました。

 

しかしながら今はライフ・サイクルモデルを利用してその質問に「はい。健全に運用出来ています。」と答えることができます。それはなぜか?以下にVNXとIsilonをプロットしたモデルを載せてみます。

productlifecycle2.png

どうでしょうか。何故質問数はIsilon > VNXなのにページビューがIsilon < VNXなのか、そしてそれは実は想定通りの動きであることが分かりませんか?

 


ライフ・サイクルモデルの活用

このモデルは我々の進む方向を決めるのにも大きく役立ちます。我々コミュニティマネージャーが行わなくてはならない一番重要なことは何かというと、出来るだけ早くこのサイクルを回すことだからです。

 

それぞれの製品がモデルのどのステージにいるのかによって、我々が取るアクション、具体的には提供していくコンテンツが異なってくるのです。例えば:

  • 早期のステージに属するプロダクト(ECSやScaleIO等)に関しては、ブログやエキスパートに聞こう!イベント、ビデオコンテンツなどを提供して皆さんにその製品を知ってもらいます
  • 中間のステージに属するプロダクト(IsilonやXtremIO等)に関しては、ベストプラクティスやHow-toコンテンツを充実させます
  • 後期のステージに属するプロダクトに関しては障害対応に関するコンテンツやコミュニティにいるエキスパートの皆さんからの投稿に期待します

というような方向性を決めることが出来るのです。

 

以上で本ブログ記事は終わりですが、コミュニティの健全性確認や運用に関する質問/疑問/フィードバックなどありましたら、下にある「コメントを追加する」をクリックして教えてもらえると嬉しいです

 

※本ブログはExploring EMC’s Support Forum Product Lifecycle Modelの翻訳版です

 

Yutaro Uehara

IT Social Engagement

Twitter: https://twitter.com/ueharaus

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