エキスパートを捕まえて旬な話題についてお話いただくMeet The Expert !

今回は、とうとうここでもREST APIへの歩み寄りが始まった!この話題にぴったりのお二人を直撃。

 

goboucchiさん:知る人ぞ知るスイッチエキスパート。日本最大級のSANネットワークを構築、管理、モニタ―して安定稼働させる神業の持ち主。

KUROさん:フォーラムでもおなじみ。数々の神業ブログを投稿。スイッチサポートのエキスパート。

 

 


それぞれのREST API

ayasブログに投稿してくださったようにリリースは4月になるようですがFOSで8.2もRESTAPIが使えるようになるんですね。

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goboucchiさん:ユーザの立場からするとREST API は便利です。まずいちいち機器にログインしなくても指示が出せる。管理運用している立場からすると機器にログインしなくていいのはほんとに楽ですよ。

しかもコンピュータの理解しやすい結果が返ってくるので、今までのように戻り値でいくつか条件をつけて作りこんでいたスクリプトよりも信頼度が増すし、しかも手早くできる!以前FOSのバージョンアップでコマンド戻り値が変わってしまいスクリプト構成も変えなきゃいけない事態にあたったことがありますが、そんなことにはならない。

 

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KUROさん:確かに。何十というゾーン変更を常時行うような方(goboucchiさんをじっと見つつ)にとっては実行時間の短縮も期待できますよね。

障害対応をする側として使い方くらいは知っておかないといけないと思って試してみましたが運用管理だけでなく障害対応にもこれは使えそうだなと。それまで必要だった結構地道な確認方法、つまり、障害発生➡機器にログイン➡エラーカウント確認➡被疑箇所特定という流れを、REST APIで要所のパケット状態を常時管理さえしておけば(フレームロスト確認などで)障害箇所の絞りこみがいち早く出来るようになるでしょうから。




マインドセットとREST API

ayas :そんなに便利なのであれば将来的にすべてREST APIになっていくのでしょうか?

goboucchi:大まかな流れとしてはそうでしょうね。ただそれでもプロダクト独自の知識は必要です。

REST APIを使うといっても対象機器はそれぞれに『お作法』を持っていますからね。スイッチでいえばゾーニング変更するときの必要情報や命令の順番を知らないとREST APIでその指示は出せない。そういう『お作法』を理解したうえで、いちいちコマンド発行して30分かけてやっていたゾーン変更を信頼性の高いスクリプトを使って1分終わらせる、そういう点でREST APIの魅力が光る。

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KURO:二極化していくだろうと思いますよ。goboucchiさんのように自分でなんでも変更してバシバシやるような人にとってREST APIは便利でお得なツールだし、もしそこで詰まってもそういう方は自分で解決できる。海外ではそういうお客様のほうが多いのでREST API人気も,その情報量も日本のそれより多いでしょう。

一方コンサバティブなお客様にとって作業手順書が彼らに理解できないもの、では問題がある。そういう人にとってREST API の魅力は伝わらない。マインドセットによって期待する便利さ、ツールが重の視点が違いますからね。ただ、さらにITインフラストラクチャが複雑化してくるであろうこれからの時代は、人的ミスが発生しない安全な構成変更、安定運用、もしくは障害発生時の迅速な対応可否が重要視されるでしょう。そうなるとREST APIのような便利でかつ正確なツールはますます重宝されると思います

 

goboucchi:そう、僕らみたいなユーザーにとってREST APIは「便利でお得なわくわくツール」なのです。今までやってた面倒なスクリプティングの時間が10分の1になる。しかもなんか将来性ありそう・・・。OpenStackみたいな基盤構築ソフトでシステム機器のの一括管理ができるようになれば便利ですからね。だからFOSを含め最近の製品ではREST APIへの対応を強化しているのかもしれませんね。

 

ayas :なるほど、UnityでもCLIでできないことがREST APIならできるとかいうことになってますしね。スクリプトに親しんでいる人ならREST APIもハードル低いでしょうし。私も挑戦中ですがエラーばかりで心が折れそうになりました。REST API友の会を作ってもらいたいです。

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goboucchi:ははは!友の会で昔から地雷を踏みながらも経験値を上げてきたスクリプト職人たちが情報や経験をシェアすればREST API 人口が増えていくでしょうね。そして誰かがもっと便利なREST APIツールをつくってくれれば友の会はもっともっと広がっていく・・・

 

 

この後もお二人は今まで踏んだ地雷の話でかなり盛り上がったのですが何かと大人の事情があるためここには記載できないことばかり。でもそんなお二人の姿はまさにどんな時でも道を切り開いていく開拓者そのものでした!