はじめまして。EMCジャパン株式会社に新卒入社したSE2年目の野崎です。


私は入社して1年間、たくさんのEMC製品を学んできました。お客様、パートナー様とEMC製品についてお話しする機会も頂きました。

そんな中で、「EMCって製品がありすぎてイマイチよくわからない…」「EMCの製品ってなんか複雑だよね」といった声を多く耳にします。本ブログをご覧の皆様もそう思われているかもしれません。正直、私も同じ思いです。

しかし、学んでくるにつれてEMCの製品が「複雑」なのには理由があるということがわかってきました。

 

このブログでは、皆様にEMC製品が良いものだと納得して頂けるよう、

「なぜ、EMC製品はこうなったのか」という視点で製品をご紹介していこうと思います。

 

 

 

今回はUnityです。

まだ今年の5月に発表されたばかりの新しい製品です!

 

ここ数年、新興企業が、業界の中心として活躍してきた大企業の存続を脅かすという状況がおきています。

例えば、2009 年に設立されたUberは、アプリケーションを活用することであっという間に、既存のタクシー会社にとって代わる存在になりました。自前のインフラを持たず、クラウド上でアプリケーションを動かし、新たなビジネスモデルであっという間にサービスを開始する新興企業は「デジタル破壊者」(Digital Disrupter)という風に呼ばれたりしています。

 

多くの企業ではITに割り当てられる予算の7割近くが既存システムの運用に費やされています。「デジタル破壊者」と競合していくためには、既存システムにかかるコストを削減し、ビジネス価値を生み出す領域に投資することが必要です。



    

          図1:既存システムに費やされているIT予算

 

 

「コスト削減ならクラウドでしょ!」というのが時代の流れになってきているように思われますが、そうとは限りません。

実際、ビジネス規模の拡大に伴い、クラウドと自前のシステム、両方を使いわけるベンダーフリーなハイブリッドアプローチ

に着目する新興企業は増えてきています。

 

これはクラウドがダメだというわけではなくて、クラウドと自前のシステムは異なる良さがあるということです。

クラウドを使うことで、ヒットするかわからないアプリ開発をリソースへの初期投資ゼロですぐに始めることができますし、

ヒットした場合には一瞬にしてシステム規模を拡張することができます。


つまり、フェーズや状況に合わせて「クラウドと自前のシステムを自由に使い分けられるこ」が

コスト削減とビジネスの成長につながると言えそうです。

Unityは高いサービスレベルを維持しつつ、コスト削減を可能にするストレージ(自前のシステム)です。

 

 

 

TCOの削減を達成するために必要な要素とは?


コストと言っても様々な側面を含みますが、トータルにコストを削減する必要があります。

そこで、TCO削減のためにストレージに必要な要素を考えてみます。

 

     1.シンプルであること

          オーダー、管理、導入、消費電力といった側面でのコスト削減

     2.柔軟であること

          必要十分であり、無駄をなくすといった面でのコスト削減

     3.最新であること

           最新技術により高性能を実現し、性能向上・監視といった面でのコスト削減

     4.筐体価格が低価格であること

           初期投資といった面でのコスト削減




Unityはバランスのとれた武器


EMCのUnityはTCO削減の条件をきちんと満たしています。


     1.Unity ~購入から使用まで、シンプルなアーキテクチャ

          Unityは2Uのストレージです。ラックスペース、消費電力、メンテナンスといった観点でもコスト削減が考慮されています。

          システムをコンパクトに抑えられるため、ケーブリングなどの導入作業にかかる時間、人手もぐっと抑えられます。

 

 

    

          図2:Unity 2U



          ソフトウェアは全てバンドルされています。ライセンスにコストがかかることはありませんし、

          従来のようにライセンスの検討に手間や時間がかかることもありません。


          管理ツール はHTML5で提供されます。従来の管理ソフトがJavaのインストールやバージョン管理が必要だった

          ことを考えれば、HTML5になったことでそこに費 やされていた時間と手間をカットすることができます。

          webブラウザを起動できるデバイスであればUnityの管理をすることができます。例えばタブレットで管理をするなど、

          今までとは違う新しい管理の仕方が可能になるかもしれません。

 

 

     2.Unity ~柔軟性に妥協のないアーキテクチャ

          Unityは1台で幅広いニーズに応え、無駄のないシステムを実現します。

 

          Unity はSAN、NAS、VVOLの全てに対応できるユニファイドストレージです。ファイルとしての利用だけでなく、

          Oracle、VDI、SAPといったとこ ろまで、幅広く対応が可能です。インターフェースもiSCSI、FC、NFS/CIFSと

          バリエーションを用意しています。Unityが1台あれば、用途に合わせて複数のストレージを持つ必要はなくなります。

          コンパクトな筐体 ですが、インターフェースの種類、ポート数を十分に用意しており、必要に応じて拡張も可能です。


          Unityは3モデルの選択肢を用意しています。

          この選択肢により、ニーズに合わせた無駄のないシステムを構築することが可能になります。



    

          図3:Unity 選択できるモデル

 

 

          【オールフラッシュモデル】

          より性能を重視する場合においてはオールフラッシュモデルを選択できます。(最高295KのIOPSを実現)

          また、オールフラッシュ構成は設計・運用のシンプルさからTCO削減にも大きく貢献します。

 

 

          【ハイブリッドモデル】

          より容量とコストを重視する場合にはSSDとHDDを混在させたハイブリッドモデルを選択できます。

          今後、3Uに80ドライブ搭載できるデンスラックも登場予定です。

          ラックスペースを抑えながら、大容量データの格納をしたいというニーズに応えられます。

          ハイブリッド構成にする場合には、FAST(Fully Automated Storage Tiering)という

          2種類の自動階層化機能によって性能を高めます。

 

          FAST VPは、よりアクセス頻度の高いデータを性能の高いSSDに格納し、アクセス頻度の低いデータを

          コストのかからないHDDに格納するという階層化を自動 で行う機能です。これによって、より高いパフォーマンス

          が実現されることはもちろん、ディスクの本数も効率化することができます。

 

    

         図4:FAST VP 性能と容量の効率化


          FAST CacheはSSDをうまく活用し2次キャッシュ領域とすることでキャッシュヒット率を上げる機能です。

          アクセス頻度が上がったデータをリアルタイムでSSD上にコピーするのでパフォーマンス向上をすぐに実現することができます。

          例えば、SSDを3本搭載し、FAST Cacheとして使うことで2倍の性能が実現された例もあります。


    

         図5:FAST Cache 性能向上

 

 

          【ソフトウェア版(Virtual Storage Appliance)】

          近年コンピュータリソースの仮想化という流れが無視できない時代になってきています。

          仮想化技術で抽象化し、ソフトウェアで操作することからソフトウェアデ ファインドと呼ばれています。

          コンピュータリソースをソフトウェアで制御することによってテックリフレッシュも、可用性の問題も、

          データ移行の心配も必要なくなります。

          こういった流れを受けて、物理Unity に遜色ないソフトウェア版のUnityVSAを用意しています。

          VMwareの仮想環境さえあればすぐにUnityを使い始めることが可能です。

          EMC サポートのついたProfessional版もあるので物理筐体を置くのが難しい支店での利用や、

          よりコストを抑えたDRソリューションが可能です。 UnityVSAをクラウド上におくことで、クラウド連携も可能です。



     3.Unity ~最新性を取り込んだアーキテクチャ

          Unity はオールフラッシュ対応の設計がされています。Intelの最新CPUを使用することで、

          オールフラッシュ構成に対してもCPUがボトルネックになること はありません。

          従来のストレージ運用では、性能監視や性能向上のための設計が欠かせませんでしたが、

          そういった運用のコストも抑えることができます。最新の高密度SSDをサポートしており、

          大容量オールフラッシュもコストを抑えて実現が可能になってきています。

 

 

     4.Unity ~初期投資を抑えられるストレージ

          ストレージのコストを考える際には、「経済性×高品質」がもっとも重要です。

          ご紹介してきたように、Unityは信頼できる品質を低価格で提供しております。

          例えば、「オールフラッシュは気になるけどXtremIOは高すぎる」というお客様には、

          エントリーモデルとしてUnityオールフラッシュでTCO削減を実感して頂くことも可能です。

 

 

Unityは2Uというコンパクトさで様々は要件に応えることができ、シンプルで、能力の高い、

圧倒的にバランスがとれたストレージだということがわかりました。

Unityをコスト削減とビジネス成長の武器としてお役立て頂ければと思います。



【他製品ブログ】

第1弾

Tech女子ブログ ~オールフラッシュアレイ  XtremIO編~

第3弾

Tech女子ブログ ~ハイパーコンバージドインフラストラクチャ VxRail編~

第4弾

Tech女子ブログ ~「これまで」と「これから」のデータ保護 Data Domain編~